朝の空
どのくらい時が流れたのだろうか
どのくらい
私は 空を 見ていられたのだろうか
今では
確かに そこに 自分の姿があったという記憶だけが残る
誰が見ていたわけではない
誰も見ていないわけでもない
君の心が
あなたの心の中にクロスすると
そんな風景を
少しはなれた足元の傍でみていた
だから
君が
あなたが
私にはなれなかったと・・・・
どこかで
涙する
そんな 疲れた身体を 朝がみていた・・
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**
たたずむ時間は
ただ 自分を置いておくだけで
いつか
空をわかると
でも
時だけでは
私は 誰も知ることができないと感じた
いつか この胸の鼓動を
あなたが止めるとき
そのとき
私は
やっと すなおに涙することになるのだろうと・・・
2023-03-16 by yukisakura( shin )
***古い写真から****