春の過敏症
......................春過敏症候群..............
雪解けと伴に
身体の血管さえも、どこかで緩やかな流れをきたしているのだろうが、
そのなかで
変化をそのまま、知らぬままにということもあるが
そうでないことも多いのだろう・・
花粉というものが、
どれだけ人を病みに追い込んでしまうのか
私は、その例外だから、感じることはできないが
それでも、
春過敏症というような思いはどこかに痛む。
若きはなおさら
老いると更に・・・・
氷の世界から
ぬるま湯の世界へのステップアップは
年々、ため息の数を増やしてゆくようだ。
*
揺らぐ紫煙が絡み
春を抱くような雲を見上げる
来る春に
私の抱く春が
紛れ込んでいることを
どこかで願う 夜空のアスファルトで・・・・・・・・・・
真夜中の月と星に
迷うことなく空に走る星
風は ただ
痛いだけと
春をまつ小枝がつぶやく
凍えた指先に
by yukisakura 2016-03
古いブログより抜粋・・・・2023/03/09・・・by shin